山陽高校陸上競技部 指導・活動方針

 

山陽高等学校陸上競技部

 

顧 問   前田 義行

 

はじめに

 

 高校生(ジュニア期の選手)を指導するにあたり、陸上競技というスポーツを教育の一貫と捉え、選手たちの将来を見据え『自立型選手』の育成を目指した指導を心がけています。

 

自立型選手育成とは

                     → 目標を定め 

                     → 目標達成の為の計画を立て 

                     → 計画を全力で実践し 

                     → 目標を達成する為の心の育成です。

 

 ・自分の目標に価値をおき、目標達成のために前向きに努力し続ける心

 

                   ・困難にぶつかっても挫けずやりぬく心

 

                     ・自分をしっかり管理する心

 

  心を育成した上に技術や体力などのノウハウが必要と考えます。指導者と選手が『共通の価値観』をもち、選手の気持ちになってともに考え、ともに苦しみ、ともに創意工夫し、ともに努力し、ともに成長するという姿勢を大切にしています。  

 

《活動方針》

 

山陽高校陸上競技部のモットーは『日々努力・日々前進』です。

 

 日々の練習を大切にし、個々の目標をクリアしていくために前進することです。また、陸上競技というスポーツを通

 じ心(精神)・体(体力)・技(技術)を育て、周りから信頼される人間を育成することを目指し、以下のことに重点を置き取り組んでいます。 

 

『競技者である前に、よき高校生であること』

 

・礼節、言葉づかい

  挨拶、返事が基本です。陸上競技というスポーツを通じてしっかりと身につける。

   ・時間、約束の厳守

  他人に迷惑をかけない習慣を身につける。

   ・感謝の気持ち

  自分たちが好きな陸上競技を行えるのも、保護者・友人・陸上関係者・地域の住人等のおかげです。

    感謝の気持ちを持ち続ける。

   ・意 欲

  練習をやらされているという受身な姿勢ではなく、自ら考えて積極的に取り組む。 

  他人に勝つためにはまず自分に打ち勝つ『克己』の精神が必要です。自分の甘えをなくしていく。

   ・チームワーク 

     先輩は後輩をしっかりと指導し、よき手本となること。後輩は素直に学ぶこと。このことを頭に入れ、よき先

        輩後輩と係を築き、部員一人一人がしっかりとした目標を持ち、全員で士気を高め陸上競技というチーム

    を築き上げる。